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みかみ なつ

旅を愛するコンサルタント。欧州、アジア、北米、南米と30か国以上の国を旅する。一番のお気に入りはモンゴルの草原とボリビアの星空。

コロナで行けなくなった旅の代わりに、「日々を旅をするように生きよう」と、夢だった海辺暮らし&ノマド生活を決意。

絵本を通じて、そんな旅をするような日々の楽しさを発信中。

この本に込めた思い

 

コロナ禍になって、はや2年。どこかへ行くことはずいぶん難しくなってしまいました。日常からたまには離れてみたい。どこかへ行ってみたい。

 

だからこそ、絵本の中では、旅の楽しさを少しでも体験して思い出してほしいと思いました。灯台守は、わたしたちのかわりに、色鮮やかな景色の中を旅してくれます。

 

一方で、わたしたちの日々の生活も、実は美しく、ゆたかなものと言えるのではないでしょうか。その思いをこの絵本に込めました。

 

この本が、あなたの「旅」のともになりますように。

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ある岬の灯台に、ひとりの灯台守(とうだいもり)が住んでいました。毎日毎日、灯台の灯りをつけて消して… 同じことの繰り返しにうんざり。

そんなある日、灯台守はひょんなことから旅に出ることになります。

 

「ゆこう、見晴らしのいい場所へ!」

そうして旅に出た灯台守は、世界の美しさに感動します。けれども、旅の終わりに、灯台守は気づくことになるのです。

もといた場所もまた、ありのままで素晴らしい場所であったことを。

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